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2010.10.19 (Tue)

漫画『櫻の園』吉田秋生 久々のクリティカルヒット

特に小説なんですが、みひろは読んだ内容をすぐ忘れちゃう。
「あれ?読んだはずなのにあの本どんな内容だったっけ・・。」こんなことは日常茶飯事。だから備忘録としてブログに書く。

最近、吉田秋生の漫画『桜の園』を読んでます。
桜の園
久々のクリティカルヒットな感じ。良いです。素晴らしいです。何度読み返してもいい!

 簡単なあらすじ
周囲を数百本の桜の木に囲まれた女子校に通う演劇部の4人の女子高生たちの青春を描いた作品。
1、花冷え
2、花紅
3、花酔い
4、花嵐 
  四話構成。


特にこれと言ったわかりやすい山場はない。
淡々と女子高生の日常と心情を追う物語である。
漫画だが、感覚的には小説に近い感じがする。
女子校を舞台にした作品には他に『マリア様がみてる』が有名だけど、マリ見てとは全く違った魅力がある。

『桜の園』が書かれたのは1985~1986年であり、今から25年も前の作品である。
でも全く古さを感じさせない。
絵柄とか隠語とかはさすがに80年代だなぁと思うけど、女子高生の描き方とか女子校の空気とかそういったものの描写は全く色褪せてない。普遍的。
女なら一度は感じたことのある思春期特有の繊細な心情をリアルに描いてあって、悩んだりした自分の高校生時代を思いだす。そして重なる。高校を卒業して大学生になったみひろだけど、『桜の園』を読むとどうしようもなく女子高生時代へのノスタルジーをかきたてられる。

女子高生の時に読むのがベストなんだろうけど、たぶんみひろが高校生の時はこの作品の良さがわからなかったと思う。解せぬ解せぬでおしまい。だって山も谷もないんだもの。それに自分が女子高生やってる時だと『桜の園』見ても、当たり前の日常を描きすぎててありがたみが分からなかったと思う。「これ自分じゃん!」って。
過ぎ去ってしまったからこそ思いを馳せられるというか、懐かしめるというか・・ちょっと大人になったお姉さんとかがこれを読むと胸にキュンと来るものがあるんじゃないかなぁと思う。

ちなみに絵はこんな感じ。↓クリックすると大きくなるよ。
桜の園1

あらすじとか見どころとか書きたいこととかはいっぱいあるけど、めちゃくちゃ長くなりそうなので一旦おしまい。また続きはいつか書こう。
『桜の園』おすすめです!一回は読むべき漫画

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テーマ : 漫画の感想 - ジャンル : アニメ・コミック

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