みひろこころ

会社のボランティア活動で宮城県石巻市にボランティアに行ってまいりました。
一面瓦礫の山で、思わず言葉を失いました。
テレビ越しに見る景色よりずっとずっと悲惨でした。

みひろが訪問したお宅には津波で流されてきた車が庭に何台も流れついていました。
そのうちの一台のサイドミラーにリボンが結ばれています。
リボンは、「その車の中で亡くなった方がいた」という印だそうで、自衛隊や消防がご遺体を発見した際につけるそうです。こんなに身近に死があるんだ・・とショックでした。心が痛いです。

ボランティアは被災された方のお宅の土砂をかき出すというものでした。
かき出してもかきだしても土砂は尽きず、自然の脅威をまざまざと感じます。

作業を終えて帰ろうとするとき、訪問先のおばあちゃんが泣いてお礼を言ってくれました。
少しは役に立てたのかな・・？寄り添えられたのかな・・？
ちょっとでも役に立てたならこんなにうれしいことはありません。

地震があってから大変な思いをしているはずなのに、懸命に前を向いていこうとしているご家族の方は強いなぁと思いました。みひろも見習わなければならなきゃと思いました。

復興まで長い道のりになるかもしれないけれど、出来る限り協力していきたいです。（主に募金）

大地震からしばらく、節電モードに入っています。ブログもしばらく書かないと思う。
たまにつけるテレビを見ると涙が出てくる・・

私に出来るのは節電と募金と献血くらい。本当にできることが少ない。

就職活動中に海上自衛隊を受験したことがある。
もし自分が自衛官になっていたら、現地に行って被災した方を助けることが出来たかもしれないのに。
こういう事態になってから改めて自衛官に魅力を感じる。

就職が決まらなかったらどうしようと色々考えていて、その中に自衛官を再受験する、看護学校に入って看護師を目指す、尼僧になるという選択肢があった。本気で。今の職場が自分に合わなかったら自衛官もいいかもしれない。

卒業式は延期になった。
当然だと思う。都内の交通機関は麻痺するし、第一安全に式が行われる保証はない
卒業できるのに全然嬉しくないし、被災した方のことを思うと卒業式じゃなくて葬式に出る気分になる

それでもlife goes on で・・・
私もふさぎ込んでいる場合じゃない。
自分のやるべきことはやっていかなければならない、もう自立するんだから。

寮に住めるのはあと少ししかないので、新居を探して契約、引越しまでをする。
明日は両親が卒業式に来た帰りに不動産屋に契約に行く予定だった。
式はないので、朝一で契約して、引越し業者に頼むことになる。
新居への初期費用は約20万。引越し代は見積りで5万くらい。

上手くいけばいいなと思っている。

ようやく家に帰れた

私は引越しの物件を探しに遠出してた
物件に入ろうと思ったら地震が発生

横に建っている１５階以上の葬式屋の壁のタイルや瓦礫が空からナイフのように降ってくる

幸い当たらなかった

あまりの恐怖に涙が止まらない
揺れと恐怖で吐き気がする

携帯はつながらない
情報が全く入ってこない

道路に居合わせた妊婦さんとしゃがんで揺れが収まるのを待つ
とにかく怖い


　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　↓




電車は止まってタクシー待ち４時間
電車で３０分のところを７時間タクシーに乗ってなんとか新宿につく
メトロは動いてたから乗って帰ってこれた

家に帰ってテレビをつけてみると日本中が地獄絵図になっている

被災地域の映像を見ると胸が張り裂けそうになる


神様・・・どうか一人でも多くの命をお救いください