2010.11.10 (Wed)
NARUTO53巻感想と漫画喫茶でのバイト談
ナルト最新刊読みました。
ナルト53巻
・・うっうっうぇっ・・・
泣かせられましたわ！！！
ミナト（父）とクシナ（母）のナルト（子）を思う気持ちに・・（号泣。）
表紙からもう泣かせられるぜ、まったく。岸本先生GJ。
みひろがナルトと出会ったのは２～３年前だった気がする。
当時みひろは漫画喫茶のバイトをしていて８時間のシフト中７時間はレジの前で座って漫画読んでた。
不良店員と罵らないで。
小さな個人経営の漫画喫茶でバイトの人数が少なかった。だから店番は常に一人でしなければならなくて気楽だったけど、トラブルがあった時は大変だった。
漫画の窃盗、払い逃げ、払い渋り対応、半年以上滞在し続けた客の大量の荷物＆ゴミの掃除（ゲイだったらしくゲイビデオ、精力剤多数）、家出少年の探索協力、客の性行為への注意（他の客からクレームが有った時のみ）「オナニーしてんじゃねぇ」ってな感じで。奇人変人なお客様とのやり取りは上げればきりが無い。警察殿にはホント色々助けてもらいました。
１０代の小娘なりに汚れ仕事は頑張ったと思うわ。その代わりひまな時はずっと怠けてた。
朝方とか夜中の１２時を回れば客足も途絶え、みんな個室に閉じこもりきりになるから店には平穏が訪れる。そういう時は居眠りもできちゃったりする。だけど漫画大好きオタクなみひろだったので居眠りする時間がもったいなかったからもっぱら漫画読んでた。相当な冊数読んだと思う。ただしBLは一切取り扱っていない店だったのが残念。そこで出会ったのがナルト！！
ニンニン忍者のお話です。
５３巻のあらすじはというと・・。
ナルトがキラービー（八尾）に尾獣の力をコントロールする術を教わろうとする。
だが心に闇があるものは尾獣のドス黒いチャクラに自身を乗っ取られてしまうため、クリーンな心の持ち主じゃないと修行すらできない。
そこでまずナルトは自身の闇を克服することにする。
滝に打たれながら、ナルトは自身の闇ナルトと対峙する。
闇ナルト「今まで散々自分を化けもの扱いしてきた里のみんなが手のひら返したように態度を一変させた！調子良すぎるぜ！あんな奴ら信じるな！」（だいたいこんな感じのセリフ）
ナルト「でもおれってば、みんなに信頼されてる自分ってのを信じてみたいんだ！お前（闇ナルト）のおかげでみんなを見返してやるって思えておれは強くなれた、ありがとな。お前も俺になれ！」
こんな感じで闇を克服。ちょっとあっけないかなぁ～。
そしていよいよ九尾の妖狐からチャクラだけ拝借する段階へ。
自ら封印の檻を開け放つ！！途端に暴れ出る九尾！！
九尾のどす黒い意志に押され気味なナルトはピンチ！！
そこにナルトの母クシナがチャクラ化して現れる。
母と子の感動の再会。
ママ（美人）に抱きつくナルトを見て号泣。ｳｯｳｯｳｪｯ・・
クシナと父（ミナト）の馴れ初めをナルトは聞きたがったのでクシナは話し出す。
クシナが誘拐されそうになった時唯一助けてくれたのがミナトだった。
ミナトは道に落ちているクシナの赤髪を道しるべに誘拐ルートを辿りクシナを助けたそうな。赤髪、これぞ運命の赤い糸。
夫婦になってクシナはナルトを妊娠する。ちなみにクシナは九尾の人柱力だった。女の人柱力は出産のときに封印が弱まるのでナルトの出産は極秘に里から離れたところで厳重な警備の元行われる。里から離れる前にサスケ母と会い、生まれたばかりのサスケにも会う。ベビーサスケかわゆす！！
産みの痛み苦しむクシナを見守るミナト。ハラハラオタオタヘタレ気味な４代目がみられるのはここだけ！
やっとナルト生まれたぁ！二人とも涙！！と思ったらマダラが奇襲をかけてくる。
クシナの封印が弱まったところを狙って九尾を手に入れるつもりらしい。
封印がとけて九尾が暴れ出す。
クシナは自分の死を代償に九尾を封印する、とミナトに提案するが、ミナトはそれは自分がやると決意する。九尾を全部封印するのは不可能なので、ナルトにも九尾を半分封印する。いつかナルトが人柱力として未来を切り開いていくと信じて。クシナのチャクラはナルトにも封印して、いつかナルトが困った時に助けになるようにする。
今こうしてクシナに出会えたのもこの時のおかげ。
ミナトは屍鬼封尽で封印をかけるが、九尾は最後にまた暴れてナルトを鋭い爪で刺し殺そうとする。
それをかばったクシナとミナトは二人同時に爪に貫かれる。
死に際にクシナはナルトに、いっぱい食べて大きくなりなさい、あーしろ、こーしろ、あれはダメこれはダメ・・と口うるさく言う。父ミナトの言葉は「口うるさい母さんと同じかな」・・・涙
二人はナルトを守って死ぬ。号泣。
それを聞いたナルトは「人柱力だからつらいこともあったけど、父ちゃんと母ちゃんを恨んだことはなかった。親の愛情ってのは分かんなかったけど、今なら分かる。俺の器には九尾より先に愛情が入ってるってわかったから俺も幸せだ！父ちゃんと母ちゃんの子でよかった！」
なんていい子なの涙。みひろ感激。
５３巻おしまい。
本当なら大切に愛情を注いで育てたかったであろう二人の気持ちを考えると・・涙が出てくる。
でもミナトとクシナはナルトなら人柱力になってもきっと大丈夫と信じてたから九尾という重荷を背負わせたんだろうな。かわいい子には旅させよ。
ナルトもひん曲がらずに育ってくれて・・！イルカ先生のおかげか。
両親の愛情って絶対的ですよね。特に母性愛は何物にも代えがたい。
師弟愛、友情、親子愛。
願わくばそれを糧にして更に強い忍びになってほしいな。
あとナルト全般に関して。
最近パワーインフレがすごすぎて忍者漫画じゃなくなってる、とか後付け設定丸わかりで白けるわーとか一部で言われてますが、ジャンプだから仕方ないんです。
ジャンプ漫画は主人公が勝つためのルール変更はOKなんですから。
ジャンプ誌に生き残るため、「友情努力勝利」のスローガンのもとに物語で主人公が勝つためなら既成のルールなんてどんどん破っていくのがジャンプ漫画の文法。
細かいことは気にしてはいけない。
あまりにひどいと『テニスの王子様』みたいに目も当てられなくなるが、『NARUTO』はまだ大丈夫！
どうかナルトがハッピーエンドになりますように。
つい腐ったフィルター越しにナルトをみてしまう・・腐女子のサガよ・・ボタン。
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ナルト53巻
・・うっうっうぇっ・・・
泣かせられましたわ！！！
ミナト（父）とクシナ（母）のナルト（子）を思う気持ちに・・（号泣。）
表紙からもう泣かせられるぜ、まったく。岸本先生GJ。
みひろがナルトと出会ったのは２～３年前だった気がする。
当時みひろは漫画喫茶のバイトをしていて８時間のシフト中７時間はレジの前で座って漫画読んでた。
不良店員と罵らないで。
小さな個人経営の漫画喫茶でバイトの人数が少なかった。だから店番は常に一人でしなければならなくて気楽だったけど、トラブルがあった時は大変だった。
漫画の窃盗、払い逃げ、払い渋り対応、半年以上滞在し続けた客の大量の荷物＆ゴミの掃除（ゲイだったらしくゲイビデオ、精力剤多数）、家出少年の探索協力、客の性行為への注意（他の客からクレームが有った時のみ）「オナニーしてんじゃねぇ」ってな感じで。奇人変人なお客様とのやり取りは上げればきりが無い。警察殿にはホント色々助けてもらいました。
１０代の小娘なりに汚れ仕事は頑張ったと思うわ。その代わりひまな時はずっと怠けてた。
朝方とか夜中の１２時を回れば客足も途絶え、みんな個室に閉じこもりきりになるから店には平穏が訪れる。そういう時は居眠りもできちゃったりする。だけど漫画大好きオタクなみひろだったので居眠りする時間がもったいなかったからもっぱら漫画読んでた。相当な冊数読んだと思う。ただしBLは一切取り扱っていない店だったのが残念。そこで出会ったのがナルト！！
ニンニン忍者のお話です。
５３巻のあらすじはというと・・。
ナルトがキラービー（八尾）に尾獣の力をコントロールする術を教わろうとする。
だが心に闇があるものは尾獣のドス黒いチャクラに自身を乗っ取られてしまうため、クリーンな心の持ち主じゃないと修行すらできない。
そこでまずナルトは自身の闇を克服することにする。
滝に打たれながら、ナルトは自身の闇ナルトと対峙する。
闇ナルト「今まで散々自分を化けもの扱いしてきた里のみんなが手のひら返したように態度を一変させた！調子良すぎるぜ！あんな奴ら信じるな！」（だいたいこんな感じのセリフ）
ナルト「でもおれってば、みんなに信頼されてる自分ってのを信じてみたいんだ！お前（闇ナルト）のおかげでみんなを見返してやるって思えておれは強くなれた、ありがとな。お前も俺になれ！」
こんな感じで闇を克服。ちょっとあっけないかなぁ～。
そしていよいよ九尾の妖狐からチャクラだけ拝借する段階へ。
自ら封印の檻を開け放つ！！途端に暴れ出る九尾！！
九尾のどす黒い意志に押され気味なナルトはピンチ！！
そこにナルトの母クシナがチャクラ化して現れる。
母と子の感動の再会。
ママ（美人）に抱きつくナルトを見て号泣。ｳｯｳｯｳｪｯ・・
クシナと父（ミナト）の馴れ初めをナルトは聞きたがったのでクシナは話し出す。
クシナが誘拐されそうになった時唯一助けてくれたのがミナトだった。
ミナトは道に落ちているクシナの赤髪を道しるべに誘拐ルートを辿りクシナを助けたそうな。赤髪、これぞ運命の赤い糸。
夫婦になってクシナはナルトを妊娠する。ちなみにクシナは九尾の人柱力だった。女の人柱力は出産のときに封印が弱まるのでナルトの出産は極秘に里から離れたところで厳重な警備の元行われる。里から離れる前にサスケ母と会い、生まれたばかりのサスケにも会う。ベビーサスケかわゆす！！
産みの痛み苦しむクシナを見守るミナト。ハラハラオタオタヘタレ気味な４代目がみられるのはここだけ！
やっとナルト生まれたぁ！二人とも涙！！と思ったらマダラが奇襲をかけてくる。
クシナの封印が弱まったところを狙って九尾を手に入れるつもりらしい。
封印がとけて九尾が暴れ出す。
クシナは自分の死を代償に九尾を封印する、とミナトに提案するが、ミナトはそれは自分がやると決意する。九尾を全部封印するのは不可能なので、ナルトにも九尾を半分封印する。いつかナルトが人柱力として未来を切り開いていくと信じて。クシナのチャクラはナルトにも封印して、いつかナルトが困った時に助けになるようにする。
今こうしてクシナに出会えたのもこの時のおかげ。
ミナトは屍鬼封尽で封印をかけるが、九尾は最後にまた暴れてナルトを鋭い爪で刺し殺そうとする。
それをかばったクシナとミナトは二人同時に爪に貫かれる。
死に際にクシナはナルトに、いっぱい食べて大きくなりなさい、あーしろ、こーしろ、あれはダメこれはダメ・・と口うるさく言う。父ミナトの言葉は「口うるさい母さんと同じかな」・・・涙
二人はナルトを守って死ぬ。号泣。
それを聞いたナルトは「人柱力だからつらいこともあったけど、父ちゃんと母ちゃんを恨んだことはなかった。親の愛情ってのは分かんなかったけど、今なら分かる。俺の器には九尾より先に愛情が入ってるってわかったから俺も幸せだ！父ちゃんと母ちゃんの子でよかった！」
なんていい子なの涙。みひろ感激。
５３巻おしまい。
本当なら大切に愛情を注いで育てたかったであろう二人の気持ちを考えると・・涙が出てくる。
でもミナトとクシナはナルトなら人柱力になってもきっと大丈夫と信じてたから九尾という重荷を背負わせたんだろうな。かわいい子には旅させよ。
ナルトもひん曲がらずに育ってくれて・・！イルカ先生のおかげか。
両親の愛情って絶対的ですよね。特に母性愛は何物にも代えがたい。
師弟愛、友情、親子愛。
願わくばそれを糧にして更に強い忍びになってほしいな。
あとナルト全般に関して。
最近パワーインフレがすごすぎて忍者漫画じゃなくなってる、とか後付け設定丸わかりで白けるわーとか一部で言われてますが、ジャンプだから仕方ないんです。
ジャンプ漫画は主人公が勝つためのルール変更はOKなんですから。
ジャンプ誌に生き残るため、「友情努力勝利」のスローガンのもとに物語で主人公が勝つためなら既成のルールなんてどんどん破っていくのがジャンプ漫画の文法。
細かいことは気にしてはいけない。
あまりにひどいと『テニスの王子様』みたいに目も当てられなくなるが、『NARUTO』はまだ大丈夫！
どうかナルトがハッピーエンドになりますように。
つい腐ったフィルター越しにナルトをみてしまう・・腐女子のサガよ・・ボタン。
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